アンスリウムの育て方・お手入れ方法

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アンスリウムの育て方・お手入れ方法

アンスリウムとは

花に見える部分は苞と呼びます。
本当の花は苞の中心にある棒状の部分です。
苞は赤や白、ピンク、紫などがあり、形もハート型や卵型など豊富な種類があります。

 科名:サトイモ科アンスリウム属  原産地:南米

分類/形態常緑多年草
耐寒性弱い
耐暑性普通

アンスリウムの苞と花

アンスリウムの置き場所

室内の明るい場所に置きましょう。
1年を通し、直射日光の当たらない明るい室内の風通しの良い場所へ置きましょう。生育適温は20~30℃程度で、高温多湿を好みます。
冬は厚手のカーテンを引いたり、窓から少し離すなど冷気に当らないように注意します。寒さにはやや弱く、冬は10℃以上が理想的です。

アンスリウムの水やり

鉢の形状によって方法が違います。
水やりは戸外や水場など、水を流せる場所で行いましょう。
バスケットなどの鉢カバーに入っている場合は、一度鉢を取り出してから行います。

1.普通鉢

通常の植木鉢と呼ばれる、鉢底に穴のあいたタイプの鉢です。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。多湿を好む植物ですが、常に土が湿っている状態では根が腐ってしまうことがあります。水の与え過ぎと、鉢皿などに水が溜まった状態の過湿に注意しましょう。

4~10月の生育期は、湿度を与える為に霧吹きなどで散布し葉にも水分を与えると良いでしょう。虫の発生や病気の予防にもなります。冬は土の表面が乾いてから、更に2~3日後に水を与え、乾燥気味に管理します。

2.底面給水鉢

鉢底の受皿に水を溜め、吸い上げて吸収するように設計された鉢です。
受皿に溜まった水量を見ながら水を補給します。受皿ではない二重鉢タイプの鉢は、水量が見えにくいので水切れに注意が必要です。

受皿には、2/3程度水が溜まっている状態を満水とし、減ってきたら水を足します。月に1~2回程度、受皿を外し鉢の上部より鉢底から流れ出るくらいたっぷりの水を与え、根に溜まった老廃物を洗い流しましょう。ほどよく水が切れましたら再び受皿をセットし新たに水を溜めます。

アンスリウムの水やり

アンスリウムの肥料の与え方

夏場に肥料を与えましょう。
5~9月の間、1ヶ月に1回程度、観葉植物用の液体肥料を与えます。

アンスリウムの植え替え

1~2回り大きな鉢に植え替えましょう。
2~3年に1回くらいを目安に、1~2回り大きな鉢に植え替えましょう。5~7月が最適です。
市販の「観葉植物用の土」または、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜた土を使用します。鉢からゆっくりと引き抜いて、根のまわりの古い土を丁寧に取り除き、根腐れや傷んだ根を切り取ます。根を傷つけないよう優しくほぐしてから植え替えましょう。

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