デザイン Design

デザイン
Design

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デザイン
Design

第一園芸のデザイン技術

第一園芸の商品は、そのデザイン性の高さで
多くのご評価をいただいています。
アレンジメントや花束制作はもちろんのこと、
婚礼装花や大型装飾にも第一園芸らしいデザインと
花を美しく見せる独創性があります。
創業当初から皇室への献上や三井家の装飾を担当し、
1962年 ホテルオークラの開業とともに
婚礼装花店舗を出店
1964年 東京オリンピック選手村・沿道等の
苗生産及び植栽を担当
1970年 大阪万博会場の入口広場造園を担当
など日本を代表する施設や国家イベントにおいて
そのデザイン性を披露してきました。
1989年の「世界らん展」のフラワーデザイン部門で
第一園芸の社員が最優秀賞(建設大臣賞)を
受賞したことを皮切りに、
日本国内・海外の
フラワーデザインコンテストにおいて、
数多くの受賞を重ねています。
第一園芸のデザイン技術がどのようにして
形成されたのか、
また現在でも進化し続ける
デザイン技術はどのような仕組みで
受け継がれているのでしょうか。
FLOWERARTIST EXTENSION 2022 in TOKYO MIDTOWNでグランプリを受賞
FLOWER ARTIST EXTENSION 2022
in TOKYO MIDTOWNで
グランプリを受賞

「第一園芸アカデミー」の存在

第一園芸では社内に「第一園芸アカデミー」という
当社スタッフのデザイン技術を
向上させる組織が存在します。
年間30回以上開催されるクラスでは、
入社して間もないスタッフからフラワーデザイン大会で
優勝する「特級」の資格を持つスタッフまで、
デザインに関わるスタッフはもちろんのこと、
店舗にて販売を担当する者、
商業施設やホテルの装花を担当する者も含め、
多くのスタッフがデザイン技術を学び、
スキルを向上させています。
「技術の伝承」と「技術力の引き上げ」を目的とし、
第一園芸アカデミーの研修と試験の結果によって
得られる「等級」は、
社内の役員決裁を経て付与されます。
組織としてこのアカデミーを重視し、デザイン技術が
第一園芸のDNAであり、独自性を生み出す力だと
会社全体として考えているのです。
等級の認定基準は、
国家資格である装飾技能士の基準を元に、
第一園芸社内で蓄積されたお客様からの
フィードバックと先人たちの知見と経験を
踏まえたものとなっています。
デザイン技術は、お客様からのご評価をいただくという
点において非常に重要ですが、
経営の視点からも「スピード」を伴う
「生産性」を上げるために大切なことです。
多くのお客様からいただくご注文に対し、
高いクオリティで期限通りに
商品をご提供し続けることが出来て初めて
デザイン技術がビジネスとして成立するはずです。
商品における芸術性の高さは、
継続性と安定が不可欠であると私たちは考えています。
認定証の役割をはたす等級バッジ
認定証の役割をはたす
等級バッジ
アカデミーでの試験の様子
アカデミーでの試験の様子
アカデミーの様子
アカデミーの様子

デザインは「人」の力

花の技術を支える当社スタッフ150名以上が受講する
「第一園芸アカデミー」を支えているのは「人」です。
「花」を扱うために事業免許は必要とされていません。
だからこそ、私たちは技術を磨き、
品質を保持するために、自ら切磋琢磨し続ける
必要があると考えています。
花のご注文は、基本的にオーダーメイドです。
ECサイトやカタログであっても、
そのラインナップの内容に対し、お客様は
用途・目的・価格・贈り先を考えていらっしゃいます。
こうしたご要望に対応し、
ご満足いただくために必要なことは「技術」です。
そして技術は人から人へと伝え、進化し、
共有されていきます。
お客様の声を聴いて、お客様とコミュニケーションを
取りながら花を創り上げていくのも人です。
花を正しく扱う技術、
花の組み合わせを正しく行う技術、
美しく見せる技術、調和させる技術。
こうした技術が人から人へと繋がれていき、
ひとりひとりのスタッフの力となること
が第一園芸の力の源泉です。
時代は変わり、価値観や好みも変化していく中で、
お客様の望まれるフラワーデザインを
ご提供し続けるために、
私たち第一園芸が
大切にしている「人」の力。
デザイン技術とは人の力であり、
継続して継承するべきもの。
私たちはそう考えています。
フランスでのデモンストレーションの様子
フランスでのデモンストレーションの様子