「長寿の花贈り」お祝いの種類とマナー

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「長寿の花贈り」お祝いの種類とマナー

主な長寿祝いの年齢とお祝いの色

61歳 還暦(かんれき) 赤色
70歳 古希(こき) 紫色
77歳喜寿(きじゅ) 紫色
80歳傘寿(さんじゅ) 黄/金茶
88歳米寿(べいじゅ) 黄/金茶
90歳卒寿(そつじゅ) 白
99歳白寿(はくじゅ) 白
100歳紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ又はももじゅ) 白/金/桃色

お祝いする年齢は元々数え年で行っていましたが、現在は満年齢でお祝いする傾向にあります。
ただ、還暦だけは昔の習慣が残っており数え年61歳(満60歳)で行いますが、 これ以降のお祝いに関しては、現在は満年齢でお祝いする傾向にあります。
例えば米寿は満88歳ということになります。

長寿のお祝いに花がおすすめの理由

現代では長寿でお元気な方が多くいらっしゃいます。
盛大にお祝いするのもよいですが、一般的には食事が細くなってきたり体力的にもきつくなるので、お年を召すに従って、お祝いごとは慎ましやかに行うのも選択肢のひとつです。
そういう意味では、お花は長寿のお祝いの贈り物としておすすめです。

長寿のお祝い、お花の予算は

両親などの近しい人でしたら2・3万円が相場です。
こういう場での花の価格はおおよそ1万円になります。
例えば、ご祝儀2万円のうち花1万円を組み合わせたお贈り方もできます。
会社の異動の時に社交辞令で出すものでしたら5千円・3千円ですが、節目の大事な行事なので、1万円ぐらいの花がおすすめです。

長寿のお祝いにおすすめの色・花

お花の色と長寿お祝いの色を一緒にすることに固執することはありません。
注意が必要なのは、ご年配の方には寒色系の花はお悔やみ系のイメージが根強くあるため、ご本人がお好きな場合を除いて、避けるのが無難です。
お祝いは花に限らず、親しい方であれば、お花の種類や色をお祝いされる人に事前に尋ねるのが確実です。
一般的にはバラが人気です。バラは高級品のイメージが定着していることもあって、贈り手・受け取り手の双方に安心感があるようです。

特別な数で贈る「ローズブーケ レッド」
特別な数で贈る「ローズブーケ レッド」

また、花束もよいですが、花瓶などが必要になるため、アレンジメントならそのまま飾れます。
古希や喜寿のお祝いの色「紫」も、スタイリッシュなデザインならお祝いらしく魅力的な雰囲気です。

アレンジメント「ボニータ」
アレンジメント「ボニータ」

そのほかでは、プリザーブドフラワーもおすすめです。
鉢植えの場合は、ご高齢者には手入れの負担がかかるので、あまりおすすめできません。

フレームプリザーブドフラワー「カラフルガーデン」
フレームプリザーブドフラワー「カラフルガーデン」

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