
◇ 贈る場面 【仏式】
ご葬儀前に贈る | |
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種類 | 枕花 |
注意点 | 白い花が基本です |
相場 | 10,000円~20,000円 |
お通夜・ご葬儀に贈る | |
種類 | スタンド花・お供え花かご |
注意点 | ご遺族、葬儀場などによっても異なるため確認が必要 |
相場 | 15,000円~20,000円 |
初七日・四十九日法要(忌日法要)に贈る 祥月命日・年忌法要(一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌等)に贈る | |
種類 | アレンジメント |
注意点 | 白を基調にした落ち着いた色合いの花 |
相場 | (個人)5,000円~ (法人)15,000円~20,000円 |
お盆・お彼岸(お墓参り) | |
種類 | 花束(一対) |
注意点 | 特になし |
相場 | さまざま |
お仏壇・お手元供養 | |
種類 | アレンジメント・花束・プリザーブド/アーティフィシャルフラワー、ミディ胡蝶蘭(白) |
注意点 | 特になし |
相場 | さまざま |
◇ 贈る場面 【キリスト教】
ご葬儀前 | |
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種類 | 枕花 |
注意点 | 洋花を使ったアレンジメントをご自宅へお届けする |
相場 | 10,000円~20,000円 |
ご葬儀 | |
種類 | 宗派教会ごとの習わしがあるため確認が必要 |
注意点 | 白い花が基本ですが、淡い色が入っても可 ※名札は現地ではずされる場合があります |
相場 | 15,000円~20,000円 |
「枕花(まくらばな)」と「供花(きょうか)」の違い
枕花は、お通夜や御葬儀前といった、亡くなられて早い段階に贈る花。
供花は、御葬儀式場へまたは御葬儀が済んでから贈るお悔み・お供えの花です。
「枕花(まくらばな)」とは
必ず贈るものではないですが、故人との近さや、お気持ち次第になります。
白色の花で作ったアレンジメントがおすすめです。
一昔前は真っ白の花だけが多かったのですが、最近では淡いブルーなどが入ったものなどを選ばれる方もいらっしゃいます。
迷われた時は白だけで作ったアレンジメントが無難です。
枕花のお届け方法
ご自宅へのお届けや、ご持参なさるものです。
「供花(きょうか)」とは
白色が基本です。
30~40年前は白い菊が中心でしたが、最近はお通夜や告別式などでもご遺族からのご要望で白をベースに、男性でしたら淡いブルーなど、女性でしたら淡い紫やピンクといった色の花を加えることが多いです。
最近は和風から洋風の花の傾向になりつつあります。
お供えであれば、淡い色が入ったアレンジメントも可能です。
供花のご予算
10,000~20,000円が相場ですが、比較的15,000円程度でご注文をいただく事が多いです。個人でお出しする場合は5,000円程度でも十分だと思います。
なお、直接式場へ出される場合は、式場により料金が決められていることがありますので、事前に確認しておくと安心です。
※第一園芸オンラインショップでは斎場へのお届けは承っておりません。
供花の立札
社用や弔問客が多い場合は花に立てます。また、式場では基本木札を立てますが、入り口付近に専用の掲示板を設置して、そこに小型の木札を掲示する芳名板形式の場合もあります。それ以外はカードを添えるのがよいですが、これは決まりではなくケースバイケースで様々です。
供花の個数
基本は一つになりますが、地域の風習によって一対の場合もあります。お仏壇の花は一つでも一対でも構いませんが、お墓は一対が主流です。
供花のスタイル
お仏壇の花は一般のご家庭ですと花瓶のご用意が無い場合もありますので、 アレンジメントがおすすめです。特に先様がご高齢者の場合は、お手間をかけずにお仏前などに置いていただけるのでふさわしいと思います。

四十九日の花贈りについて
白系の花が基本ですが、近年は淡いブルーなどを少し加えたものも多くご利用いただいております。
アレンジメント以外では白いミディ胡蝶蘭をよくご注文いただきます。
胡蝶蘭は花持ちがいいので、長くお供えしていただけて、枕花以外のご用途でしたらお供え全般にご利用いただけるものです。

お盆やお彼岸にお供えする花について
花束・アレンジメントどちらでもよろしいですが、先様のお手間を考えるとアレンジメントがおすすめです。
夏場だと毎日の水を替えていただければ生花の日持ちもだいぶ違いますが、ご高齢の方やお出かけが多い方ですと、生花のお供えはお手間になる可能性もあります。
それでもお供えが何も無いのも気が引けてしまう方は、プリザーブドがぴったりで、ご利用も増えています。
花持ちがよい胡蝶蘭もおすすめしています。
花の種類
御葬儀が済んで落ち着かれた頃でしたら、故人がお好きだった花や故郷の花をお持ちするのもいいです。例えば向日葵がお好きな方でしたら、向日葵を入れたブーケのメッセージカードなどに「向日葵がお好きだったので…」といった一言を添えると、贈る側の思いが伝わります。
花の本数
お墓参りの時は、三本・五本・七本といった奇数で、色も三色(白・黄色・紫)、五色(白・黄色・ピンク・赤・紫)の花という話もありますが、今はそういったことをご存知の方も少ないため、あまり気になさらなくてもよろしいかと思います。お手元供養の場合
お手元供養とは、故人のご遺骨をご自宅や近くで保管・供養する方法のことです。
ご家族でしたら、お好きな花を1・2輪、写真の近くに置き、ささやかでも花を絶やさないのがご供養になります。
喪中の葉書が届いてご不幸があったことを初めて知った時
花は真っ白でもよろしいですが、少し色を添えたご注文の方が多くなっています。
花にメッセージカードを付けて「後で知って驚きました」など、お気持ちをお伝えすると、なおよろしいでしょう。