
アジアンタムとは
繊細で柔らかな葉や涼しげなシルエットを持ち、日陰でも育つのでインテリアグリーンとして人気です。シダ植物の仲間で、原生地には約200もの種類が自生しているそう。シダ植物のため、花や実をつけません。園芸品種としては「アジアンタム・ラディアナム種(唐草蓬莱羊歯)」の仲間が多く流通しています。
科名:ホウライシダ科ホウライシダ属 原産地:温帯、熱帯
和名:唐草蓬莱羊歯(カラクサホウライシダ) 英名:Maiden hair fern
分類/形態 | 観葉植物/常緑シダ植物 |
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耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
アジアンタムの置き場所について
直射日光を避け、湿度を保てる場所に置きます
年間を通して、直射日光が当たらない、室内の明るい場所で管理します。湿度を好み、乾燥を嫌う植物です。冷暖房の風などが直接当たらないように注意しましょう。冬は最低温度8℃以上を保つと越冬できます。
アジアンタムの水やりについて
水切れに注意しましょう
乾燥に弱いので、年間を通して水を切らさないようにします。気温が上がる夏は、朝・夕の2回与えましょう。水やりは戸外や水場などの水を流せる場所で行い、ほどよく水が切れてからもとに戻します。鉢底から出た水が、鉢皿やセロファンなどに溜まったままにはならないようにしましょう。霧吹きなどで葉に水を与えて、空気中の湿度を上げることも効果的です。
アジアンタムの肥料の与え方
生育期に液体肥料を与えます
生育期である春~秋の間、10日に1回程度、液体肥料を与えます。
< その他のお手入れ >
ちりちりとした葉は切り取り、株を再生させましょう
水を切らし葉が枯れると元には戻らないので、根元から切り取りましょう。株元から数cmほど小さな茎になっても、根が元気であれば新しい枝が伸び再生します。