開店祝いに贈るおしゃれな花ギフト|喜ばれる種類・選び方・マナーまで徹底解説

特別な想いを込めて贈りたい開店や開業をお祝いする花。 贈る側も受け取る側も嬉しくなるギフトの選び方を、第一園芸のフラッグシップショップでの店長経験もあるデザイナー、志村 紀子がご紹介します。
開店祝いに贈るおしゃれな花ギフト|喜ばれる種類・選び方・マナーまで徹底解説

開店祝いに花を贈る意味とは?

街を歩いていて、入口や店内に飾られた花を見て「新しいお店がオープンするんだ」と気づいた経験がある方も多いのではないでしょうか。花は視覚的なインパクトが強く、通行人の目を引くので、自然と集客にもつながる効果があります。
そして何より花を贈ることは「成功を願っています」「心から応援しています」という気持ちを、目に見える形で伝える行為ではないでしょうか。言葉だけでは伝えきれない想いを、花がそっと伝えてくれますよ。

開店祝いの花を贈る際のマナー

お客様からも「いつ届けるのが正解?」と質問が多かった贈るタイミングですが、胡蝶蘭や観葉植物、プリザーブドフラワーなどでしたら、よほどのことがない限り傷まないので、オープン日の数日前でもお届け可能です。ただアレンジメントなどの生花は傷んでしまうので、当日の午前中に届くようにしたいものです。都合のいいタイミングを伺っておくと安心ですね。

花の選び方ですが、一般的には赤色は「火」「火事」「赤字」を連想させるのでNGと言われていて、贈り先が本当に赤色がお好きな場合を除き、赤一色のアレンジメントなどは避けたほうが良いでしょう。(ポイントで入っているものは気にされないと思いますよ)

また、香りの強い花も、特に飲食店では料理の味に影響する場合も考えて避けたほうが良いと思います。花瓶が必要となる花束も、贈り先の負担になるので避けましょう。

おすすめのお祝い花7選!

人気ランキングの上位のものから7つのおすすめお祝い花を選んでみました。シーンやお相手に合わせて選んでみてくださいね。

生花アレンジメント

器に生けたアレンジメントは、花束とは違って花瓶が不要。そのまま飾ることができるため、贈り先の手間がかかりません。
見た目にも華やかで存在感があり、店舗の雰囲気を一気に明るくしてくれるのも魅力のひとつ。
贈る相手のイメージや店舗のスペースに合わせて、サイズや色合いを選ぶことで、より心のこもった贈り物になります。 ただし、生の花ですのでお届けのタイミングは要確認です!間違いなく受け取ってもらえるタイミングにお届けしましょう。

プリザーブドフラワー

「枯れない花」として人気のプリザーブドフラワー。生花の美しさをそのままに、特別な技術で長く楽しめるよう加工されたこの花は、お祝い花にも最適です!
水やり不要で手間がかからず、数年にわたって美しさを保つため、長く楽しんでもらいたい方や、お手入れが苦手なお相手への贈り物にもおすすめです。また水やりの必要がないので事前のお届けも可能です。

胡蝶蘭

見た目の華やかさはもちろん「幸せが飛んでくる」という素敵な花言葉も魅力のひとつです。
また環境にもよりますが水やりなどのお手入れも2週に一度ほどで大丈夫。贈り先の手間が少ないこともうれしいポイントです。
香りもないので飲食店でも問題ありません!花粉の心配もないのでアパレルなど、花粉の付着で商品を汚すこともありませんよ。

  • 特選胡蝶蘭 白 3本立
    35,200円(税込)

    多くの受賞歴を誇る森田洋蘭園から産地直送でお届けする間違いのないお祝い花の定番です。日持ちがするので、開店数日前のお届けでも美しさを保ってくれますよ。

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  • シェアプランツ 胡蝶蘭 ミックス M4
    18,700円(税込)

    胡蝶蘭やミニ観葉を高低差をつけてセットすることで、寄せ植えのようなボリューム感に。飾った後はそれぞれの植物を小分けにできるので、好きなところに飾ったり、自宅にお持ち帰りすることもできます!

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観葉植物

トレンドが続いている観葉植物はお祝い花としても人気です!丈夫で育て方も楽なものを選んで贈ると、数年間楽しむことができますよ。
またインテリアとしても馴染みやすく、飲食店やサロン、オフィスなど、業種を問わず喜ばれるギフトになると思います。

  • ドラセナ ジェレ 陶器鉢植え
    9,350円(税込)

    「幸福の木」として知られるドラセナ・マッサンゲアナと「青年の木」として知られるユッカを掛け合わせた品種です。縁起の良さに加えて、育てやすい点もおすすめポイント!

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立札・メッセージカード・名札の書き方とポイント

開店祝いの立札やメッセージは、贈る相手への祝福と感謝の気持ちを伝える大切なツールです。正しい書き方を知っておくことで、より丁寧で印象に残る贈り物になります。

立札の書き方

立札を書く場合は、まず「頭書き」と呼ばれるお祝いの言葉を入れします。
例:「御祝」「祝開店」「祝開業」などを赤文字で表記するのが一般的です。

お届け先のお名前は通常入れませんが、フードコートなどで混同の恐れがある場合は、「○○様へ」と添えると親切です。

次に、贈り主の名前を記載します。
贈り主が法人の場合は、会社名+肩書+氏名が基本です。個人でお贈りする場合は贈り主のお名前をお入れします。

メッセージカードの書き方

「開店おめでとうございます」などのお祝いのメッセージとともに、今後の繁栄や門出を祝う言葉を添えると好印象です。フォーマルな文面にするか、カジュアルにするかは、相手との関係性に応じて調整しましょう。

花に想いをのせて、心に残る開店祝いを

開店や開業は、人生の大きな節目。そんな特別な贈り物だからこそ、おしゃれで贈り先の心に残る花を選びたいものです。
花の種類や贈るタイミング、ちょっとしたマナーに気を配るだけで、相手にとって忘れられないギフトになります。華やかさだけでなく、心遣いが伝わる花選びを、ぜひ楽しんでみてください。

第一園芸では、開店祝いにぴったりの花ギフトを多数ご用意しています。大切な方の新しいスタートに、心に残る花を贈ってみませんか?

▼第一園芸オンラインショップ開店祝いにおすすめのお花一覧はこちら
https://www.daiichi-engei.co.jp/category/OPENING/

この記事を書いた人

志村 紀子

ラグジュアリーブランドのパーティー装飾から、VIP向けの商品デザインまで手掛ける、第一園芸を代表するフラワーデザイナーの一人。

モダンで都会的な中にも、華やかさやふくよかさが際立つデザインや、花と向き合う凛とした姿にファンも多い。

アートコンペディションFlower Art Award 2024 in TOKYO MIDTOWN「花贈りの鉄人アワード」内『大好きな人への贈り花』でグランプリを受賞した志村がデザインするブランド「Noriko Shimura」もオンライン限定商品を販売中です。

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