
マンデビラとは
暑さに強く、夏の間に次々と花を咲かせるマンデビラ。つるをよく伸ばすので、緑のカーテンとしても使用されます。旧属名である「デプラデニア」の名でも流通しています。
科名:キョウチクトウ科マンデビラ属 原産地:中央アメリカ~アルゼンチン
別名:チリ素馨(ソケイ) 学名:Mandevilla
分類/形態 | 熱帯植物/つる性多年草 |
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耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 5月~10月 |
マンデビラの置き場所について
日光を好む熱帯の植物です
春~秋は、屋外の日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。非常に日光を好む植物なので、真夏の直射日光の下でも問題ありません。半日以上日光に当てないと、花付きが悪くなったり、葉が黄変しやすくなります。
冬は、屋内の日当たりの良い場所へ移動します。10℃以下になると生育が悪くなるので注意しましょう。
マンデビラの水やりについて
土の表面が乾いてからたっぷりと
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。水やりは戸外や水場など、水を流せる場所で行い、ほどよく水が切れてから元に戻します。鉢底から出た水が、鉢皿やセロファンなどに溜まったままにはならないように注意します。
梅雨期と冬期は水を控えめにし、乾燥気味にします。
マンデビラの肥料の与え方
生育中は肥料を適量与えます
春~秋は、2ヶ月に1回、粒状の化成肥料を与えます。その際、植物に肥料が直接触れないように、鉢の縁の方へ置きます。(これを ”置き肥”といいます)生育が旺盛でよく開花している場合には、開花中に1~2回程、液体肥料を併用しても効果的です。
< その他のお手入れ >旺盛に伸びるつるを放置しない
伸びたつるは随時支柱にからませるように巻きつけていきます。支柱を上から見て、反時計回りになるように巻きつけましょう。
春~秋はつるがよく成長するので、伸び過ぎたつるは切り詰めましょう。切った箇所からまた新しいつるを伸ばします。
冬に屋内へ移動する時に、つるを3~4節残して刈り込むと、翌年も花付きが良くなります。
